ほぼファイルサーバー用途の自宅サーバーで、GentooLinux というちょっとマイナー変わったディストリビューションを使っています。
利点
- 強力なパッケージ管理システム(Portage)のお陰で、ソースからインストールしても管理が楽チン。
- にもかかわらず、ソースからインストールする際とほぼ同等な柔軟な設定が可能。
- 必要最小限の自動化しかしてないので、インストール時から「何をインストールするか」「どのような設定を行うか」を一つ一つ確認しながら構築するので、自分のマシンがどうなっているかが把握しやすいし、勉強にもなる。
欠点
- 一から全て、ソースからコンパイルするので、インストールや大規模なソフト(Gnome とか)のインストールはムッチャ時間が掛かる。
- 依存関係とか、パッケージ管理は楽だけど、アップデート時に設定ファイルの書式等を理解していないと前に進めない(裏を返せば、だから勉強になる(笑))。
- 他のディストリビューションとは違う、独自な部分(パッケージ管理法や起動initプロセス等)がある(それは良くできており、利点であるのだが、新たに習得する必要がある)。
- Web上の情報は日本語ドキュメントを始め、それなりに充実しているが、日本語書籍は殆ど無い。