さて、前回、前々回は Vagrant を通じて VirtualBox 上に仮想マシンを作る話でしたが、VirtualBox のように、実機の機能を全てエミュレーションする技術は、「完全仮想化」と呼ばれます。
対して、「準仮想化」という技術があり、最近流行(?)の「コンテナ」というものがあります。有名なのは Doker ですね。
「完全仮想化」と「準仮想化」の違いについては、Google ッても死ぬほど出て来ますので、ここでは踏み込みません。
今回は、「準仮想化」の「コンテナ」の一種、「LXD」をお手軽に試す手段について書いてみます。
その方法は……、「完全仮想化」の VirtualBox 上で動かすホスト上に、「準仮想化」LXC コンテナを動かす、という変態的なものです(笑)。
※)本当は、前回の Vagrant 話は、LXC コンテナを VirtualBox 上の仮想ホスト上にバンバン自動で立てる……話の伏線になる予定でしたが、ディストリビューション謹製の公式 BOX ファイルを使うとしても、マシン構成とか思い通りの要件から外れていることが判明したので、今回は見送ります。またいずれかの機会にチャレンジということで。