新しい PC に環境を構築する

さて……。気がつけば前回投稿は夏。気がつけば秋が過ぎて、冬の到来です。

色々と忙しく、じっくりネタになりそうな勉強をする時間が取れずにいました。

そんな中、使っていたノート PC が購入から五年半が経ち、あちこちガタが来ていましたので、新しい PC に買い換えてしまいましたので、今回はアレゲな環境を新規 Windows10 マシンに構築する話をば書いてみたいと思います。

0.Windows Update(による Fall Creators Update 適用)

購入した新ノート PC は、調べてみると、Creators Update まで適用済みの状態でしたので、まず最初に Windows Update を実行。

一度、アップデートに失敗しましたが、Widnows Update を再度行うと、無事、Fall Creators Update 適用済みとなりました。

そして忘れないうちに、工場出荷時に戻す用のディカバリーメディアを作成しました。

1.ATOK のインストール

IME ですが、ワタシは ATOK が好みなので、これをインストールしました。

ただ、インストールメディアが DVD なのですが、新ノート PC には、光学ドライブが付いていません。

そこで、メインで使用している Windows10 のデスクトップ の光学ドライブを一次的に Windows ファイル共有で共有設定。

で、新ノート PC からデスクトップ機の光学ドライブにアクセスし、無事インストールできました。

インストール後はデスクトップ機側で共有設定を解除することを忘れないようにします。

2.Chocolatey による、コマンドプロンプトからのソフトウェア管理

次に、ブラウザを始めとする各種ソフトウェア、ツールのインストールですが、今回はコマンドでソフトウエア管理が出来るツール「Chocolatey」を使用してみました。

管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記で Chocolatey のインストール。

# Chocolatey インストール
@"%SystemRoot%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe" -NoProfile -InputFormat None -ExecutionPolicy Bypass -Command "iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET "PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin"

で、必要なソフトウエアをリストアップし、下記でインストール。

# Chocolatey GUI
choco install chocolateygui

# Chocolatey Core Extensions
# choco install chocolatey-core.extension

# Google Chrome
choco install googlechrome

# Mozilla Firefox
choco install firefox

# Discord
choco install discord

# WinSCP
choco install winscp

# VirtualBox
choco install virtualbox

# Vagrant
choco install vagrant

# Terraform
choco install terraform

# Visual Studio Code
choco install visualstudiocode

# WinPcap
choco install winpcap

# Wireshark
choco install wireshark

# LibreOffice Still
choco install libreoffice-oldstable

# LibreOffice Help Pack
# choco install libreoffice-help

# Adobe Reader DC 
choco install adobereader

# ownCloud Windows Client 
choco install owncloud-client

# Kindle for PC
choco install kindle

# iTunes
choco install itunes

# Java Runtime
choco install javaruntime

いちいち「yes/no」を聞かれるのがめんどくさければ、choco コマンドに「-y」オプションを付ければ良いのですが、一応、確認しつつ進めました。

ちなみに、定期的に、やはり管理者権限のコマンドプロンプトで

choco upgrade all

を実施すれば、Chocolatey で管理するソフトウェアのアップデートがすみます。

3.Chocolatey 非対応等のソフトウェアインストール

と、大変便利な Chocolatey ですが、残念ながら、対応しているソフトウェアは限られています。

対応ソフトは https://chocolatey.org/packages で確認可能です。

国外で開発されているため、FFFTP など主に日本ローカルなソフトウエアの多くは非対応ですね。

また、対応していても、Chcolatey 用にメンテナンスされていないッぽいソフト、Chcolatey から 32bit 版が入るのか、64bit 版が入るのか、イマイチハッキリしないソフトも、手動でインストールしました。

ExpLZH
PictBear
IrfanView 64
GOM Player
Putty GDM
FFFTP
LibreOffice-help
GNU Go
GoGui

4.Bash on Ubuntu on Windows(Windows Subsystem for Linux)のインストールと日本語化

次に、Widnows からサクッと Linux コマンドが使える Bash on Ubuntu on Windows(Windows Subsystem for Linux)をインストールしました。

Fall Creators Update でインストール手順が簡略化されているようです。このページを参考にさせていただきました。

Windows Subsystem for Linuxをインストールしてみよう!

Windows に「Windows Subsystem for Linux」の機能を追加し、Microsoft ストアで「Ubuntu」アプリをインストールするだけでした。

で、スタートメニューから「Ubuntu」を起動すると、一般ユーザー名、パスワードを聞かれるので入力すると、Ubuntu の CLI が利用できます。

まずは、Ubuntu を最新状態に。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

次に、日本語化し、ついでに man ページも日本語版にしました。

$ sudo apt-get install language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ exit
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt install manpages-ja
$ man ls

「ls」の日本語 man ページが表示されれば OK。

5.調整と整理

後は、メールアプリにメールアカウントの設定、Webブラウザのお気に入りの追加と整理。

そして、WIndows 設定を好みに調整し、必要なファイル類を旧ノート PC から移し終えて、取り敢えず終了。

他は使いつつ、調整していけば大丈夫かな。

6.感想など

今回はメインドライブが HDD ではなく、SSD のタイプのものを選択しました。

SSD 最高(笑)。体感速度はかなり良い感じです。

後、カメラ付きだったので、Widnows 顔認証も設定しました。

眼鏡のありなしで認識してくれなかったりしますが、これは便利ですね。SSD 効果と併せて、起動スイッチを押してからログインまでがほぼ待つこと無くすむようになりました。

Chocolatey 非対応のソフトは、まぁ、「自分で Chocolatey 用のパッケージを作れ」ということなのでしょうけど、メンテナンスしていくことに自信が無かったので、今回は見送りました。

今後は、Chcolatey で入れた Vagrant + VirtuaulBox やら、Bash on Ubuntu on Windows から Ansible を使って、あれこれ勉強していきたいと思います。


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